力の使い方しだい。小学生でもここまで変われる
特別なトレーニングをしなくても、カラダの使い方、インナーマッスルの働かせ方で、これだけ力を発揮できるという好例です。下の画像をご覧ください。
押されても倒れないように立ってみてくださいというと、普通はこのように、膝を曲げて重心を低くし、両脚に力を入れて踏ん張るような姿勢をとります。ところがこうした姿勢では、効果的に力が発揮されないのです。彼女としては両脚に力を入れて踏ん張っているのだけれど、それでは本当の力強さが出ない。腰のあたりを軽めに押すだけで、よろけてしまうのです。
しかし、両脚に力を入れず、へその下をへこませるようにして、自然に軽く膝を曲げたポジションをつくると、けっこうな力で押しても踏ん張れている。私(森川)は片足を上げ、かなり体重をかけて押し込んでも、しっかり立てているのです。